中森 康成(ナカモリ コウセイ)
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よく
「筋トレを止めると、筋肉が脂肪に変わっちゃうよ」という都市伝説的な情報が流れていることがありますが、
筋肉は「筋繊維(筋細胞)の集合体」であって脂肪にならないし
脂肪は「脂肪細胞」であって筋肉にはなりません。
ということで今回は
都市伝説やウソ情報ではなく生理学・解剖学的に
筋肉と脂肪の違いについて見ていきましょう!
生理学的アプローチでダイエット知識をつける!筋肉と脂肪の違いとは?
そもそも筋肉とは?
筋肉は平滑筋(へいかつきん)、心筋(しんきん)、骨格筋(こっかくきん)の3種類あって
僕らが筋トレして“筋肉をつける”としているのは骨格筋となります。
この骨格筋は“細長い筋繊維の束”になって出来てて
そして、筋トレなどで筋肉を刺激し
“筋繊維が肥大”すると
一般的に言う筋肉がついた体となります
よく「筋肉を引き締めるトレーニング」といった筋トレや、
「引き締まった筋肉」という表現を目にすることがありますが
筋肉は大きくなるか小さくなるかのどちらかしかありません。
どんなトレーニングをしようと、筋肉をつけるということは筋肉繊維を肥大させるということです。
この筋繊維の数は筋トレなどによって
若干の筋繊維の増加はあるようですが
その増加は微量で
筋繊維の数の大部分は生まれつき
決まっているとされています。
そもそも脂肪って?
いわゆる肥満は
“脂肪細胞の肥大と増殖”が原因となっています。
体内でエネルギーとして使われなかった栄養が
脂肪を蓄える貯蔵脂肪へ送られると…
(体を構成する脂肪へも送られます)
”脂肪細胞”が肥大します。
そして肥大しすぎるとそれ以上肥大できなくなり
分裂し増殖します。
ちなみに脂肪細胞(脂肪組織)が肥大し、皮膚が伸びてボコボコした状態を
エステ業界などではセルライトと言いますが
上記の通りセルライトはただの脂肪です。
セルライトという言葉はエステ業界が作り出した
造語とされています。
脂肪を落とすということは、このエネルギーが貯蔵された脂肪細胞からエネルギーを使うことで、
脂肪細胞が小さくなったり、減少することです。
「筋トレを止めると筋肉が脂肪になる」はウソ
これもたまに聞いたりしますが、
筋トレを止めると筋肉が脂肪に変わるよ!と言う人もいますが、
それは間違いです。
筋トレを止めて、脂肪が増えたように見えるのは
筋トレを止めたことによって、筋肉が縮小し見かけが変わるのと、
トレーニングそのものの消費エネルギーと筋肉によって消費されていた基礎代謝量が減ったことで、
摂取したエネルギーが消費するエネルギーよりも上回ってしまったため
という可能性が高いです。
筋肉は筋肉、脂肪は脂肪!まとめ
ということで今回は
筋肉は脂肪に変わらないし
脂肪は筋肉に変わらない
というお話でした!
都市伝説的な情報に惑わされず、ダイエット・ボディメイクしていきましょー^^
では!
yew
ありますが、ここでは割愛させて頂きます