中森 康成(ナカモリ コウセイ)
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ローストビーフがダイエットに良い!?そう聞いたことがある人も多くなってきたかもしれません。
ですが、ダイエットに良い理由や美味しく作る方法を詳しくご存じですか?
筆者自身、飲食店を経営するかたわら、フィットネス大会に向けて-16kgのダイエットをした際も、そして現在も良くローストビーフを食べています。
-16kg落としてフィットネス大会に出場し、西日本4位になった時のビーフォーアフター↓
ダイエットする人の気持ちを理解している中で、日本一美味しいローストビーフを作っていると思いながら毎日営業しています。
その経験と知識をもとに、今回はローストビーフがダイエットに良い理由、注意点、作り方、応用レシピをまとめました!
ぜひダイエットに活かして、理想の体を手に入れましょう!
ローストビーフがダイエットにおすすめな4つの理由
ではまず、「ローストビーフがダイエットに良い理由」をご紹介します!
理由①カロリーが低い
ローストビーフに使われる部位は、牛もも肉の場合が多く、牛もも肉はそのほとんどが赤身のため、脂肪分が少なくカロリーを抑えることができます。
また、調理の過程においても油を大量に使うことがないため、低カロリーな食材となるのです。
理由②高タンパク質
ローストビーフによく使用される牛もも肉は脂肪が少ないため、その分タンパク質が豊富に含まれています。
健康的なダイエットには特にタンパク質は意識して摂ってほしい栄養素であり、筋肉、皮膚、髪の毛、爪などのもととなる栄養素です。
また、タンパク質は満腹中枢を刺激し、食事の満足感を得られるため、食欲を抑えることができるという研究結果があります。
参考サイト:タンパク質が食欲を抑えるメカニズム
タンパク質を摂取することは筋肉を付け、食欲を抑えるだけでなく、髪の毛や肌、爪などの栄養の元となるため、積極的に摂っていきたいですね。
理由③脂肪燃焼を助ける「L-カルニチン」が豊富
厚生労働省によると、
カルニチンは長鎖脂肪酸をミトコンドリア内に運搬し、酸化(燃焼)することでエネルギーを産生している。さらにカルニチンは、生成された有毒な物質をミトコンドリアの外に運びだし、蓄積するのを防いでいる。こういった重要な役割を担っていることから、カルニチンは骨格筋や心筋に多く存在し、脂肪酸を燃料として利用している
つまり、脂肪を運んで燃料としてエネルギーを生成してくれる働きがあるということで、ダイエット中にサプリメントなどで摂取することがあります。
カルニチンサプリメントを約3 g/日摂取した場合、吐き気、嘔吐、腹部痙攣、下痢、「生臭い」体臭などの副作用を引き起こす場合がある
ヴィーガン食などを主食にされている方は、カルニチン摂取量が少なることがあるとのことなので、サプリメントを活用するのもいいかもしれません。
理由④美味しいからダイエットを継続できる
ダイエットで最も大切なことは「継続すること」です。
ダイエット食というと、質素であったり、味気ないと思われる方もいらっしゃると思いますが、ところがどっこい、ローストビーフは味も見た目も豪華になります。
こういった美味しくて、楽しい食事をダイエット中に挟んでいくことでモチベーションも続きやすく、継続にもつながりやすくなります。
ダイエット用のローストビーフに使う部位は”海外産”の牛もも肉が正解
ローストビーフによく使われる部位は、もも肉または肩肉です。
ですが、ことダイエットにおいては「もも肉」が正解。
というのも、ダイエット中は基本的に脂質は抑えていきたいところで、牛もも肉に比べると肩ロースは脂質とカロリーが高いです。
牛もも肉100gあたりの脂質量(海外産) | 4.6g | 140kcal |
牛肩ロース100gあたりの脂質量(海外産) | 17.4g | 240kcal |
参考サイト:カロリーSlism
【注意】サシや脂身の多い部位、和牛はダイエットには基本向いていない
上記の表のとおり、牛もも肉と肩ロースでは脂質量とカロリーが大きく違います。海外産の牛肉は和牛と比べると、比較的脂質量が低いですが、部位によっては脂質量が増えてしまいます。
また、和牛は基本的にはサシが入りやすいので、もも肉でもカロリーが高くなってしまう可能性があります。(物にもよりますが)
そのため、ダイエット用にロースビーフを作る場合、脂質の多い部位、和牛は基本的に避けるようにしましょう。
ソースにも注意
ダイエット用のローストビーフの場合、ソースにも注意が必要です。
せっかくヘルシーなもも肉を使用していても、ソースにバターやオイルを沢山使ったものを使用しては元も子ありません。
オイルたっぷりのソースは美味しいですが、ダイエットの場合は控えておきましょう。
ダイエット用ローストビーフの美味しい作り方
ダイエット用に使う牛もも肉は脂が少ないため、火を通し過ぎると固くなってしまい、やわらかく食べることができません。
そのためダイエット用のローストビーフの作り方のおすすめは3つ。
- フライパンで作る
- 炊飯器で作る
- 【最もおすすめ】低温調理機を使って作る
では、それぞれご紹介します!
①フライパンで焼く
まず手軽に作ることができるのはフライパンで焼く作り方です。
ただ、フライパンで作るのは火加減が難しいのと、中まで火が通りにくい点がデメリットです。
表面だけ火が通って中は生の「タタキ」のような状態になったり、火を通し過ぎてステーキ状態になってしまうことに注意が必要です。
下記のサイトのレシピが最もわかりやすく簡単です。
②炊飯器で作る
次に炊飯器で作る方法もあります。
厳密に言うと、フライパンで焼き色を付けた方が美味しくなるので、フライパンも使うのですが、炊飯器のみでも作れます。
失敗も少ない&ほとんどのご家庭にもある炊飯器で作れるのはメリットですね!
③低温調理機で作る【最もおすすめ】
最後に低温調理機で作る方法です。
個人的にはこの方法が最もおすすめ。というのも、温度、時間を設定でき、自分好みのローストビーフができるからです。
また、ほぼ失敗せずに簡単に作ることが可能です。
低温調理機や、ジッパー付き袋、時間がかかるなどのデメリットもありますが、ダイエット中には美味しいローストビーフを食べたいので、少しこだわってみてもいいかもしれませんね。
ローストビーフの美味しい切り方
ローストビーフが完成したら、切り方一つで美味しさが変わってくのでぜひここは意識してほしいところです。
おすすめは上記の画像のように繊維を断ち切るように切る!です。
逆に肉肉しさをより感じたい場合は、繊維に沿って切ると噛み応えのある食感になります。
ローストビーフの応用レシピ
ローストビーフをそのまま食べるのもいいですが、ほかの料理に変えてダイエットの大敵の”飽き”を回避していきましょう!
ローストビーフ丼
今やその地位を確立したローストビーフ丼。うまい。がっつりいきたい人にもおすすめ。
ローストビーフのユッケ風
お酒のおつまみとしておすすめのローストビーフのユッケ風。
これが旨いんです。お酒が進みすぎ注意です(笑)
ローストビーフ寿司
なかなかダイエット中に寿司を作ることも少ないと思いますが、こんな応用もあります。
僕の店でもメニューとして出してます。(記事作成当時)
まとめ
今回は、ダイエット用のローストビーフについてまとめました。
ダイエットごはんとして、毎日食べるのはコストもかかってきますが、たまに少し贅沢してこういった食事を挟むことで、ダイエットも継続しやすくなるのでおすすめです。
美味しくて、ダイエットにもなる食事はかなり貴重なので、ぜひ試してみくださいね!
では!
ローストビーフ通販やってます
最後に、僕が宮崎県宮崎市で経営しているボディメイク肉バル Coco Bowls (ココボウルズ)にて、宮崎県産の黒毛和牛を使用した「とろローストビーフ」をネット通販しています。
「宮崎から全国の食卓を笑顔に」という想いで、創業当時から改良を重ね、素材の牛肉はもちろん。1分1℃までこだわった火入れ、熟成によって旨味としっとり感を最大に引き出しています。
ご自身へのご褒美、大切な人への贈り物、記念日の一品としてご利用いただけましたら幸いです。