【運動生理学】スタイルの良い体になるには「筋トレ」「ランニング」どっちが先?

ダイエット
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ベストボディモデルジャパン全国ファイナリストであり、現在は宮崎県にて体作りができる肉バル「Coco Bowls」を経営し、パーソナルトレーナーとしても活動。 元84kg→68kgのボディメイク経験から「ダイエットは正しい知識と食事」を啓蒙中。フィットネスは人生をより楽しむための手段。

特にジムに通う場合、筋トレを先にやった方がいいのか、ランニングを先にした方がいいのか、迷うことありますよね。

今回は、スタイルの良い体を目指す場合のおすすめの順番をご紹介します!

結論「筋トレ」を先にするのがおすすめ

ワンハンドロウイング

まず前提として私たちの体は筋肉が多ければ多いほど、1日に消費するカロリーが増えます。
そして1日に消費するカロリーが多ければ多いほど、太りにくい体を手に入れることができます。

つまり、まずは筋肉を最大限、効果的に鍛えることが最優先となるというわけです。

 

ランニング→筋トレだと普段扱える重量(回数)が扱えなくなる

 

筋肉を効果的に鍛えるには「漸新世過負荷(ぜんしんせいかふか)の原則」に沿って行うことが、とても重要です。

 

コーセー
漸新世過負荷とは、負荷を少しづつ上げていくこと。つまり前回のトレーニングよりも少しだけ重い重量を扱ったり、回数を増やすことです。(フォームを見直すこともその一つ)

 

そこで、もしランニングから先に行った場合、少なからず体力は減っている状態のため、普段扱える重量や回数ができなくなってしまう可能性が高いです。

そのため、効果的に筋肉を鍛えにくくなるというわけですね。

なので、筋トレから先に行い、その後必要であればランニングを行いましょう!

 

番外編)ダイエット目的ならランニングよりもウォーキングがおすすめ

 

そもそもになってしまいますが、もしダイエット目的の有酸素運動として「ランニング」を選んでいる場合、おすすめは「ウォーキング」や「低強度の有酸素運動」です。

なぜかというと、運動生理学では、高強度の運動は「糖」からエネルギーの割合を多く使い、運動強度が低くなればなるほど「脂肪」からエネルギーを使用する割合が多くなるとされているためです。

 

高強度の有酸素運動を”長時間”行うと、肝臓に多く貯蔵されている糖(グリコーゲンなど)が枯渇しはじめ、糖は筋肉にも貯蔵されているため、筋肉を分解して糖を作り出そうとします。

 

そのため、高強度の有酸素運動を長時間行うことは、筋肉が落ちてしまう可能性を高くしてしまいます。

 

コーセー
短距離走の選手と長距離走の選手を見るとわかりやすいですね。

詳しい記事はこちら↓

ダイエットで有酸素運動は必要なし!?もし取り入れるならおすすめはこれ!

 

まとめ

今回は筋トレとランニングはどっちが先?についてでした。

ダイエットの場合は、「筋トレ→低強度の有酸素運動」がおすすめです。

ぜひ今回のことを意識してフィットネスに取り入れてみてくださいね!